先日息子が応募した作品が展示されています。
「やり続ける先に見えるもの展」
2月13日(土)~2月28日(日)11:00-20:00
東急プラザ渋谷 7F レストスペース
https://atac-lab.com/yaritsuzukeru/
作品タイトルは「ABC」。本人に「タイトルは?」と聞いたらそう答えました。
7歳の時、レストランで料理がくるまでの間、テーブルに敷いてあったランチョンマットに描いた絵です。
制作時間はおよそ10〜15分ほどです。
この作品を描いた後、息子はあまりアルファベットを描いていません。
私の想像ですが、息子が3歳の頃からずっと描き続けているアルファベットの、おそらくこれが完成版に近い形なのかもしれません。
これまでとは数段違う、細かく表現されたアルファベットたちに驚きました。
本展示の審査員でアーティストの鈴木康宏さんが、ひとつひとつの作品から得たインスピレーションでガイドマップを作ってくださいました。
そして息子の作品に「文になると形を気にしなくなる不思議」とコメントをくださいました。
そう言われてみて、確かにそうだとハッと気づきました。
ひとつひとつの文字をそういうものだと受け入れて日常で使っていることが多いのではないでしょうか。
それが息子には、ひとつひとつの文字の個性が強烈に見えるのかもしれません。
だって文字でごっこ遊びをしていましたから。
約4年間に及んだ息子のアルファベットの探求。
次は何に興味を持つのでしょうか。
誰に求められるわけでもなく探求し続ける彼を、これからも見守っていきたいと思います。
今回、息子の名もなき探求が、こうして多くの方の目に触れる機会に恵まれたことに心から感謝いたします。
ありがとうございました。
〜息子8歳 初めての展示〜
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