月といえば、私が中学生の頃に家族全員で家の前で眺めた「中秋の名月」が真っ先に出てきます。(以前こちらの記事にも書きました)
今日は皆既月食と惑星食(今回は天王星食)が同時に起こるという、大変珍しい現象なのだそうです。その分野には私は全然詳しくないのですが、442年ぶりの天体ショーとのこと。時間も夕ご飯前後の見やすい時間帯ということで、夫と息子と3人で家の前に出て鑑賞しました。
月が段々と影っていくのが見えます。光の部分が小さくなっていく様に見惚れました。まさにショーを見ている気分。不思議です。ご近所さんもちらほら出てきて、会話を交わしながら月を眺めました。月に吸い寄せられるように集まる人たち。今も昔も、月は人々を魅了する存在なんだなぁと思います。
息子は月をチラッと見ただけで、あとはその辺を走り回っていました。息子らしいです。でもじっと眺めてはいなくても、息子なりにその空間を味わっていたのだろうと思います。娘が不在で残念でしたが、3人で眺めた月。私が中学生の時に家族4人で眺めた月の光景を、昔絵に描いたことがあります。そして、今日のこの日の光景も絵にしてみたい。ふとそう思いました。
中秋の名月と同じように、皆既月食を見ると、心が今日にタイムスリップできるかもしれません。
息子に描いてもらった皆既月食の月。うさぎがお餅をついています。
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