映画『銀河鉄道999』鑑賞

 私が子供の頃に大好きで何度も観た映画『銀河鉄道999』を、家族全員で鑑賞しました。亡くなった父もこの映画が大好きで、当時この映画のレーザーディスクを父が購入して、家で鑑賞していました。先日作者の松本零士さんがこの世を去られて寂しい気持ちになり、久しぶりに鑑賞したくなりました。

 私以外、夫も娘も息子も初鑑賞。息子は飽きてしまうかなと思いましたが、意外と真剣に観続けることができました。何度観ても古さを感じないストーリー。何度観ても心を掴まれます。あの渋いナレーションも独特ですし、劇中に挿入されている音楽も存在感があって素敵でした。ゴダイゴが歌うオープニングとエンディングテーマも、何度聴いても感動します。最後の別れのシーンに夫が感動していました。

 この映画が公開されたのは1979年だそうで、私が生まれるよりも前だったと知って驚きました。そんな昔に誕生した映画だとは思えないです。普遍的なメッセージと、壮大なロマンがあるからだろうなと思いました。

 松本零士さんについてもっと知りたくなって調べてみて、さらに驚きました。なんと誕生日と出身地、そして東京で住んでいた場所が私と一緒というトリプルミラクルだったのです。こんなことってあるでしょうか。子供の頃から大好きだった物語の作者の方と、こんなにも共通点があったと知って震えました。

 父と一緒に観た映画を、自分の子供たちと観られたことも感慨深いものがありました。松本零士さん、素晴らしい作品を届けてくださりありがとうございました。


365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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