音楽の授業では、最後に子供たちが歌いたい歌を歌います。
その日最後に歌ったのは今大ブームの「鬼滅の刃」の曲。
みんな知っているんですね。
ほとんどの子が歌っている中、おそらくその歌を知らない息子は黙って聴いているようでした。
曲も後半に差し掛かる頃、突然息子が前に出て、なんと指揮をし始めました!
あまりの予想外の行動にびっくりです。
その日の授業で、鍵盤ハーモニカの演奏に合わせて何人かの子供たちが前で指揮をしていました。
それを見て覚えていたんだな。
見ていないように見えて、聞いていないように見えて、ちゃんと見ているし吸収している。
指揮を始めた息子を、クラスのみんなも先生も笑顔で受け容れてくれて、
歌がさらに盛り上がったように感じました。
それはとても良い時間でした。
大変だと感じることも沢山あるけれど、こういう瞬間に出会わせてくれることが、息子からのギフトだなと思います。
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