映画「Coda」を先日鑑賞してきました。ここ数年で観た映画の中で一番好きかもしれません。いや、そんなレベルではなく、今後「好きな映画は?」と聞かれたら、この映画と答えるかもしれません。後半に行くに連れて込み上げるものがあり、何度も涙が頬を伝いました。自分の中でただならぬ感動を感じました。種類は違えどハンディーを持つ家族がいるという共通点が、きっとそうさせた理由のひとつだと思います。主人公の女の子が自分の娘に重なったりもしました。
感動したもう一つの理由は、自分の本当の声に気づくというテーマがあったからでした。それは本当の声であり、本当の気持ちであり。映画を観ていたら「歌いたい」という気持ちが膨らんで溢れそうになるのが分かりました。こうして文章を書くようになったり、絵を描いたりして自分を表出しているけれど、もっと声を出したいんだと心が叫んでいるようでした。
多分、もう何回か鑑賞すると思います。どうしてこんなに感動しているのか、もう少し探ってみたいと思います。
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