12日前になくした息子の傘が、なんと戻ってきました!びっくりです。学校近くの大通りのガードレールにかけてあったのです。
あれは12日前の2学期初日の出来事でした。その日は雨で、始業式後の引き取り訓練で迎えに行った時には雨が止んでいました。学校を出る時に傘を持っていたのは覚えているのですが、家に帰った時には傘がありませんでした。一体どこで忘れたのだろう??思い当たる場所は探したけれど、見つけることはできず、もう諦めて新しい傘を買おうとしていたところでした。
その大通りはあの日、あまりの蒸し暑さと大荷物に、娘と息子と3人でタクシーで帰ろうとタクシーを捕まえた場所でした。あの時にきっと落としたのでしょう。それを誰かが拾ってガードレールにかけてくれたんだな。
それにしても12日間も誰にもとられることなく、そこに在り続けた傘。結構すごいことなんじゃないかと思うのです。息子の傘はいかにも子供用の傘ではなく、私が以前使っていた大人用の傘なのです。小さめで軽量なので、息子にちょうどいいと使わせていたのでした。
再び会えた傘。戻ってきてくれてありがとう。息子は僅かに癇癪らしき反応を示しましたが、大きなものではなく、私の声掛けと深呼吸で収めることができました。傘が戻ってきた嬉しさと、こんなところにあったんだという悔しさが入り混じっているようでした。息子の中で心配な気持ちがあったのでしょう。
ガードレールにかけてくださった方、ずっとそこに在るのを見守ってくれた地域の方々に感謝です。お気に入りの傘が再び戻ってきてくれた奇跡。大切に使います。
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