子育て中に一番願っていたこと。

 韓国に住んでいる友人が帰国。お互いのスケジュールがなかなか合わず、急遽今日の午後に会えることになりました。お気に入りのIKE・SUN PARKにて集合です。

 以前会った時もこの公園でした。広い芝生があって、その隣にはカフェがあります。小さい子供用の遊具が揃った予約制のエリアもあって、ファミリーに優しい場所。友人の子供が2歳なので、子供を遊ばせながらおしゃべりするのに最高の場所です。我が家の子供たちが小さい時にこの場所があったらさぞ助かっただろうなぁと思います。今でも息子なら充分楽しめそうですが。広い芝生さえあれば、延々と走っていられそうです。

 普段は数人の共通の友人と会うのですが、今回は急だったこともあり2人だけ。私はつくづく1対1の対話が心地良いなと思いました。数人の会話だと、考えている間に話題が次に移ってしまい、会話に入れません。もしくはそんなに心に思っていないことを言ってしまったり。そういう時は苦い気持ちになります。自分の本心に正しくないことを言った時はすごく嫌な気持ちになります。そういうところは繊細なのかもしれません。自分を傷つけてしまったことに傷つくというか。

 1対1の対話はキャッチボールですから、相手の発言をキャッチしてからボールを返します。ボールがランダムにあっちこっちへいったりしません。それが心地良い。だから今日はとてもじっくりと友人と対話ができた気持ちになりました。心が満たされました。やはり傾聴は人を幸せにしますね。

 傾聴スキルのある人同士の対話であれば、複数人でもきっと大丈夫なのだと思います。傾聴のできる人が世の中にもっと増えたら、それは自分自身にも返ってくる幸せなんだろうな。子供たちがもっと小さかった頃、奮闘していたあの頃に一番願ったのは、「誰か私の話を聴いて」だったな。

 友人との対話を通して、私の心の源泉にある傾聴への願いを思い出したのでした。

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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