重陽の節句に向けて

 花屋さんの前を通りかかると、菊のブーケが沢山ありました。9月9日の重陽の節句に合わせているようです。重陽の節句、私は息子が生まれた時にその存在を知りました。息子の生まれた日に、看護師さんから「重陽の節句ですね。とってもおめでたい日なんですよ」と言われて初めて知ったのでした。

 重陽の節句はまたの名を菊の節句というらしい。5節句のうちの一つだそう。季節の節目に邪気を払って無病息災を願う日なのだそうです。元々平安時代に中国から日本に伝わったとされます。中国では奇数は縁起が良い数字、中でも「9」は奇数の中で一番大きな数字。陽の日の最大値が重なる9月9日を「重陽」と呼び、節句の一つにしたと言われているそうです。一方で陽数が重なると不吉だとも言われており、よくないことが起きないよう、邪気払いをするのも風習の一つとされているのだそうです。

 ちょうどこの時期に見頃を迎える菊。また菊は邪気を払う力を持っているとされ、重陽の節句では菊の花を楽しむ風習ができたと言われているそうです。

 と、重陽の節句の説明をしたところで…菊の花を飾りたいと思いました!息子の誕生日に向けて。店頭には定番の形の菊の他に、見たこともないようなオシャレな形の菊もありました。迷った末…


 こちらの組み合わせに決定!ススキも入って一気に秋が来たようです。(今日も猛暑でしたが!)

 店員さんに聞いたら菊は長持ちするとのことで、長く楽しめるようにお世話したいと思います。やはり家の中にお花があると気持ちが良いです。

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はは、むすめ、むすこのアートな日々

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