テーマを決めないで

娘がほぼ毎年応募している絵画コンクールの季節がやってきた。

毎回テーマが決まっていて、今年のテーマは「願い事なあに?」。


最初から娘は乗り気じゃなかった。


「テーマを決められて描くのはいやなの」


そうなんだ。去年まではそんなこと言わなかったのに。


「でもさ、願い事なあに?だから、どんなことだっていいんだよ。

描きたいものを描いたら、それが願い事につながるかもしれないじゃない?」


納得しないままアトリエに向かう。

先生にも「今年は出しません」と断固主張。


それでも話していくうちに、

「最近旅行行った?その時の絵でもいいんだよ」と先生に言われ、

「あ!それだったら描きたい!!」

と急にエンジンがかかり、


猛烈に描き始め、

1時間もかからないうちに、下書きを完成させてしまった。


さらに家に持ち帰り、色塗りを開始。

「そろそろ寝なよ~」の声掛けでようやく一区切りつけました。



この子は、人に決められて何かをするのは嫌だけど、

自分の中にやる理由を見つけると、ものすごくやる気を発揮するんだなぁと思った出来事でした。


スイッチの押し方次第のようです。


~娘 8歳4ヶ月の記録~



「○○(娘の名前)の気持ち」というタイトルの小冊子。
「だいすき」
「あそぼう」
「ゆめは?」
ドキッとして、心打たれて、大切にとってあります。
〜娘 4歳頃の作品〜

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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