レポートのマジック

自分について考察して文章にする機会は、大人になった今は意識して作らないとまずない。


今参加している1D1Uコミュニティーで有志によるレポートの提出があった。

今回の「in present」というテーマのキャンプについてのレポートだ。

私はコミュニティーでのコメントのやり取りを載せて、最後にエピローグを書くスタイルにした。


ただ、エピローグが書けない。

「今を生きることが大事」という、一般論をまとめたような仕上がりになってしまった。


これは誰にでも書ける内容だ。

もっと自分らしいエピソードで書いた方がいい。


そう思いながらも締め切り当日だったため、ひとまずこれで提出した。


コミュニティーのオーナーの隊長(ブートキャンプスタイルなのでそう呼ばれている)からこうコメントがきた。


「エピローグが、全体の受けとしては軽すぎる感じなので、もし思いつくことがあれば、

付け足すのがいいと思います。いかがでしょうか」


やっぱり!!

私もあのまま世に出すのは違うなと思っていた。


いつまでに、という期限はなかったが、すぐに書き直した方がいいと思った。

今日の最優先事項と決めた。

仕事でもないのに、不思議な感じだ。

これは緊急ではないけれど、私にとって重要なことだ。


そしてエピローグを再び書き始めた。

最後のオチがどうなるのか、自分でも分からないまま。


思ったよりもスラスラと書き進め、

最後のところで「自分だけではなく、周りの人の夢も叶えたい」と書いた時、

ふと浮かんだフレーズがあった。


それは息子の名前の由来だった。

私たち家族は息子が生まれた時、息子の名前に夢を託したんだと気づいた。

ゾクゾクとするような気持ちになった。


息子の存在こそ、私たちの夢なんだ。

そう気づいた時、彼が私たちの元へ来てくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになった。

今までの大変だった道のりが、浄化されるような気持ちになった。


これはまさにレポートのマジック。

書くことで自分へのプレゼントを受け取った気分だ。




365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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