夏休み4日目、そして日曜日。パパがお休みのため、早起きして息子と海に出かけてくれました。おじいちゃんも一緒に行けて、3世代での海水浴。おじいちゃんにも喜ばれたようです。
午後からは娘が塾のため、私はフリーになりました。ちょうど数日前に、マイコーチから冨永峻さんのピアノコンサートを紹介していただいたところでした。なんと、偶然にもその時間帯なら行ける!少人数制で、テーマを絞った選曲&解説付きでプロの演奏を聴ける「匠」という名のコンサート。お馴染みのメンバーが多そうな印象の会でしたので、新参者の私が参加するのはちょっと気が引けましたが、自分の枠から出るようなお誘いには乗ってみることにしています。マイコーチも参加されるということで、行ってみることにしました。
今回のテーマは「アメリカ」。アメリカ発祥のクラシック音楽というものがパッと浮かびませんでしたが、演奏が始まると聴いたことのある曲がいくつかありました。曲調も少しジャズっぽい要素があり、思わず身体を揺らしてしまうような楽しさがありました。冨永さんの演奏を間近で聴ける贅沢を存分に味わいました。
父との思い出の曲、ガーシュウィンの「ラプソディー イン ブルー」が聴けたのは特に嬉しかったです。ジャズ好きな父が持っていたCDの中で私が一番好きな曲で、父と一緒に聴いた思い出の曲でもありました。父が亡くなってからも、この曲を聴くと父のことを思い出すのです。
また、解説の方のお話がとても分かりやすく、親しみやすく、聞き入ってしまいました。国の歴史や、作曲家の生い立ち、曲が生まれた背景などを、ユーモアを交えながら楽しくお話してくださいました。解説を聴いてからの演奏は、より味わい深く自分の中に残っていくのを感じます。両親の趣味で、小さい頃からクラシックコンサートに連れて行ってもらう機会は割とあったのですが、何も知識がないまま聴いているばかりだったなぁと思います。感動はするものの、自分の中から通り抜けていくような感覚がありました。前述した「ラプソディー イン ブルー」についてもそうです。作曲家のガーシュウィンのことはほとんど何も知らないままでした。今回ガーシュウィンのことを深く知れて、次からこの曲を聴くときはもっと豊かな楽しみ方ができそうです。
この匠の会というイベントは、今回が最終回とのことです。残念ですが、また形を変えて再開されることがあればぜひ参加してみたいと思いました。
流れに乗って参加できて良かったです。ありがとうございました。
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