今日は私が模写のレッスンを受ける日でした。模写3作目です。今回はディヴィット・ホックニー。今、東京都美術館で展覧会が開催中ですね。現在86歳。今も精力的に新作を発表されているのだそうです。展覧会の作家プロフィール写真を見ると、飲みかけのビールが入ったグラスと、手には煙草。(笑)なんだか今を楽しんで生きている感じが伝わってきました。
こちらの「ラッパスイセン」という作品を模写しました。なんとこれ、iPadで描いた作品なのだそうです。ご高齢でも最新の技術を取り入れているのですね。探究心が強い方なのかな。
私もiPadで描いてみようかと思いましたが、残念ながらその技術がありません。ホックニーも挑戦してるんだから、若手の(?)私がそんなことでどうする。iPadで描く技術も習得したいと思います。
ひとまず今回は、作品を伝えられたのが前日ということもあり、手持ちのものでやってみることにしました。作品の雰囲気的にソフトパステルかなと思いました。パステル色鉛筆でチャレンジです。
この葉っぱから描き始めたのですが、以前描いた葛飾北斎の「凱風快晴」を思い出しました。あの無数の雲を細かく正確に描く作業に似ています。うわぁ…と内心思いましたが、おしゃべりしながら描き進めていったら、程なくして描くことができました。北斎の雲に比べたら随分楽でした。
あっという間に時間が過ぎ、続きは自分で描くことになりました。模写会を開催してるMさんはスラスラと描くタイプで、「描くの早いですよね」という話に。「今度時間を決めて描いてみましょうか。制限時間を設けることで、いつもとは違う絵になるかもしれませんよ」という展開になりました。それも面白そうです!私はじっくり丁寧に描くタイプですが、勢いよく描いたらどんな感じになるんだろう。新たな楽しみができました。人と対話すると色んなアイデアが出てくるから面白いですね。
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