初めての個人レッスンを開催しました。大人の塗り絵が好きで、家でも自分で塗り絵を楽しんているという9歳の女の子です。内容はお任せとのことでしたので、塗り絵が好きなら模写かなと思い、模写をしてみることにしました。
先月まで展覧会が開催されていたディビット・ホックニーの「春の到来 ノルマンディーより2020年」。私もちょうど描きかけの作品でしたし、実際展覧会にも足を運んだので色々とお伝えできることがあります。
今日が楽しみで仕方なかったという嬉しいコメントからレッスンが始まりました。9歳の子と絵画談義をしながらレッスンは進みます。
まず画家の解説を。何度も私のワークショップに参加してくれている子なので、初めましてではない分、会話が弾みます。お互いリラックスして臨むことができました。レッスンをしながら、これは絵のレッスンだけではなく、傾聴の機会にもなっているし、対話の場にもなっていると感じました。今まで私が取り組んできたことが活かせる場かもしれない。そんな気づきがありました。
あっという間に時間が過ぎ、後は空を塗るだけ!というところで時間切れ。本当は最後まで描かせてあげたかったな。お母さんがお迎えに来てくださったので、延長するのもアレかなと思い、次回へ持ち越しとなりました。どうするのが一番良かったのかな。完成させてあげたかった気もする。
その場で次回のレッスンもリクエストしていただきありがたい限りです。私もすごく楽しかった。きっとお互いにとっても良い時間が過ごせた気がするのです。こんな形のレッスンも良いな。新しい可能性を感じました。こちらこそありがとうございました、という気持ちです。
0コメント