魔法の文学館(角野栄子児童文学館)へ行ってきました。先月オープンしたばかりのこちらの文学館。角野さんの作品は子供の頃から親しんできましたし、角野さんの生き方も素敵だなと思っていたので、オープン前から楽しみにしていました。
丘の上に見える白い建物。角野さんのお好きないちご色のアクセントが効いています。おなかが空いていたのでとりあえずカフェへ!可愛らしいキキのオムライスをいただきました。
さて、館内は見事にいちご色に染められていました。可愛いです!色んな椅子があったり、窓から見える景色が絵画のようだったり、色んな仕掛けがあって冒険心をくすぐられます。一階には角野さんの作品がズラリ。可愛らしいいちご色のうさぎの椅子に座って、思わず読み耽ってしまいました。時折壁のスクリーンに映し出される角野さんからのメッセージ映像も素敵でした。「本をひらけば楽しい世界」というメッセージ。本を開けば別の世界へ旅することができる。小学生の頃は学校の図書館で毎日1冊本を借りて読むのが日課でした。本を読むことと絵日記を書くこと。それが私の好きなことでした。
2階は角野さんの著作だけでなく、角野さんが選んだ世界の児童書が集まっていました。ちょうど企画展で「まじょ展」をしていて、世界には本当に魔女として生きている人がいるということを知りました…!そのことについて詳しく書かれた本もスタッフの方から紹介していただき、またまた読み耽ってしまいました。世界には知らないことが沢山ありますね〜。職業:魔女。面白いです!
そして角野さんのアトリエを模した展示では、手書きの原稿と共にとても素敵なガラスペンが!ガラスペンで原稿を書かれていたのか〜と感動しました。なぜか分からないけれどガラスペンに惹かれて、かつて私も購入していたのです。ガラスペンで書くと特別な気分になるんですよね。不思議です。それにしても素敵なデザインのガラスペンだったなぁ。
そしてショップがまた楽しくて!全部欲しいくらい可愛かったです。娘と一緒に大興奮しました。どれもこれも可愛かったのですが…娘が珍しく「このバッグが欲しい」と言った黒いショルダーバッグを、娘へのクリスマスプレゼントとして購入することに。娘がこんなに気にいるのは珍しいことなのです。運命を感じたようでした。確かにデザインはシンプルだけどおしゃれで、何より軽いのです。角野さんの娘さんが描かれた角野さんの取扱説明書的な展示があったのですが、その中に「重いものを持つと翌日病気になる」と描いてあって思わず笑いました。だからか〜と納得する軽さのバッグです。機能性もバッチリ。後悔しないと思いました。私と一緒に使えるのも決め手となりました。
震える手でお買い物をし(笑。そこまで高価なものではありません)、大満足な気持ちで外へ出ました。館外の芝生にはネットのようなベンチがあり、寝転んでみると空を見上げることができて、これまた最高でした。最高の場所を見つけてしまいました。角野さんの遊び心や冒険心が詰まった場所。きっと息子も気にいるでしょう。次は息子とパパも一緒に来たいな。そんな素敵な場所との出会いでした。
寝転んだベンチから見える景色。最高に気持ち良かったです。
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