帰宅して、クラスのみんなからのメッセージカードを読んだ。
1枚1枚、その子らしさが表れている。
こんな風に息子は受け止められていたんだなぁと思った。
色んな愛情表現があって、笑ったり、ジーンと来たり、カードをめくるたびに感情が忙しい。
あるカードを読んだ時、自分でもびっくりするくらい涙が溢れた。
それは息子といつも一緒にいてくれた女の子からのものだった。
「私は◯◯くんがいなくなるとさびしいです。
なぜなら、私は◯◯くんがいたから毎日がおもしろかったからです」
授業中も、休み時間も、いつも息子を気にかけてくれていた。
休み時間になるとマイペースにフラッとどこかへ行く息子の後を追っていく姿を見た。
算数が終わると「◯◯ちゃん、算数楽しかった?」と聞いてくれた。
私のところへ来て「◯◯ちゃんの好きな食べ物は何ですか?」と聞いてくれた。
息子のことを知りたいと思ってくれる気持ちが伝わってきた。
放課後に一緒に遊ぼうと、母の私を介して誘ってくれたのもこの子だった。
初めてお友達に放課後に遊ぼうと誘ってもらった時のあの嬉しさ。
この子のおかげで、何度も放課後にクラスのお友達と遊ぶことができた。
この子の存在に、息子も私も救われていた。
寂しさを味合わせてしまって申し訳ない気持ちにもなった。
感謝の気持ちが溢れてくる。
学校は違っても、また遊んでくれるかな。
そう願ってやまない。
続く。
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