運動会の代わりとなる表現発表会が無事に終わりました。
観客は入れず、子供たちだけでの発表会。
息子の学年は縄跳びを使ったダンス。
前跳びが何とかできる程度の息子には難しい内容でした。
当初はどこから手をつけたらいいの…という状態。
みんなと一緒に動くこともできず(やらず?)、先生が後ろで動かしているような状態でした。
「疲れた」と言って泣いてしまうことも。
毎日のようにあった練習の中で、先生方と相談しながら日々目標を決めてスモールステップで進めてきました。
隊形移動のときには周りのクラスメイトがサポートしてくれる場面も出てきました。
最後のグループでの動きは、一緒に跳ばなくてもその場にいられたらいいかなといいう状態で本番を迎えました。
見ることはできないので、ドキドキしながら先生からの報告を待ちました。
結果は今までで一番頑張れたとのこと!
最後のグループでの動きも、練習ではずっと見ているだけだったのが、本番では自分から縄をくぐったのだそうです。
「見ていないようで、ちゃんと見ていたんですね」と先生。
息子の中で、みんなと一緒にちゃんとやろういう気持ちが育っていたんだなと嬉しく思いました。
昔から運動会は苦手で、泣いたり脱走したり色々あったけれど、その中でも年長さんの時の運動会を思い出しました。
年長クラスのみんなで「うんどうかい」という看板を掲げる、年長さんの見せ場があります。直前まで私にしがみついていた息子が、いざ看板を持ち上げるという時に、半泣きになりながら自分の持ち場に駆けて行き、サッと看板を持ち上げたのです。
その時に、息子が葛藤を乗り越えてみんなと一緒にやろう!という気持ちを選べたんだなと感動しました。
それから1年生、2年生と運動会を頑張れて、学年を重ねるごとに頑張れることが増えていきました。
そして3年生は、求められるレベルがぐんと上がって、きっと挫けそうになったことも沢山あっただろうけれど、こうして本番に演技をやり抜くことができた息子をかっこいいなと誇らしく思いました。
本当にかっこいいし、頑張っている。
すごいなと思います。
運動会をこんな嬉しい気持ちで終われることがとても嬉しいし、
それは私たち家族が頑張ってきたからだよと、今日は自分たちを労ってあげたい気持ちです。
0コメント