息子とのこれまでの日々を、まとめる作業をしています。
異変に気づいてから現在までの約7年間について文章にしています。
記憶を頼りに書いていましたが、段々とそれだけでは書けなくなってきました。
記憶だけだとインパクトの強かった出来事をなぞっていきがちで、もう少し深い内面の変化の部分を書きたいと思ったのです。
そんな時役に立ったのがコーチングセッションの記録でした。
息子が3歳9ヶ月の頃から再開したライフコーチング。
月に1回のセッションでは、セッション準備用紙というものに、前回のセッションからの自分の様子や、テーマにしたいことを書いて提出していました。
私は割と細かく書きたいタイプだったようで、ひと月の間に起こったこと、感じたこと、考えたことを事細かに書いていたのです。
そしてそれをプリントアウトしてとっておいたという…自分の几帳面さに今回助けられています。
セッション準備用紙を読み返しているうちに、過去の自分に教えられたことがありました。
私は、「自分の状況を分かってほしい」という思いが強すぎることに気づかされました。
確かに当時の私は大変な状況にあったけれど、それだけが私の全てじゃない。
幸せなこともたくさんあった。
そして、他の人とは共有しきれない孤独や悲しみがあると理解することが、私には必要だと思いました。
その孤独や悲しみは私だけではなくて、どの人にもあるものかもしれない。
きっと見えないだけで。
私は、相手を思いやる余裕を失っていたと思いました。
この原稿を執筆する中で、そのことに気づけて良かった。
過去の私は気づいていたのに、いつの間にか忘れていたね。
過去の私を旅しながら、どんな結末に辿り着くのか。
自分でも今はまだ想像がつきません。
予想のつかない未来を楽しみにしながら、コツコツと書き続けていこうと思います。
主人がふとプレゼントしてくれたブーケ。
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