今週は友人と会う機会が続いています。私は1対1の会話が一番好きで、複数での会話はあまり得意ではありません。話の展開についていけず、時々挟む咄嗟のコメントは、なんだか自分の本心と違う気がして妙に疲れてしまうのです。そういう時は無理に話そうとせず、聴き役に徹すれば良いのだと最近気づきました。
1対1の会話でも、時々妙に力が入って疲れてしまう時があります。多分、私は対話への期待が大きいのだと思います。良い対話をしたい。そう思ってしまい、ついつい力が入ってしまうのだと気づきました。
でも、良い対話ってなんだろう?自分が話したいことを話すこと?そうではなくて、私は思ってもいないことを話すのが嫌だったのです。その場に合わせて、流れに合わせて、本心と違うことを言うのが嫌だったのだと思います。
最近会った友人たちは気のおけない間柄で、そんなに構える必要もなかったけれど、とにかくリラックスしようとテーマを決めました。私がそんな風にテーマを決めて臨んでいるなんて、きっと相手は知らないだろうな、と思うとなんだか可笑しく思えてきます。
気負わずリラックスして臨んだ結果、すごく楽しい時間となりました。全然疲れなかった!なんだ、楽しいじゃん。と、この歳になって思いました。いや、昔はもっと何も考えずに人と話していたなぁと思うし、何も疑問に感じていなかった。今の私は、自分と向き合うことを重ねてきて、傾聴も学んで、対話に求めるものが変わってきたんだろうなぁと思います。
経験を重ねてきたからこそできる対話の楽しみが、これから待っている気がして、歳をとるのも悪くないな。そんなことを感じた日の、母の呟きでした。
デザートのくずきり。美味しかった!
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