息子と同い年の男の子がうちに遊びに来てくれました。お母さん同士が友達になり、子供が二人とも同い年という共通点があり、家庭環境も似ているため意気投合しました。
「自閉症の息子が友達と遊ぶ練習をしたいのだけれど、同い年のお友達との共通の趣味がない…、4年生でカルタに夢中なんて男子いないよね」と話したら、「うちの子もカルタ好きで、家で一人カルタしているよ!」とのこと!そんな稀有な存在に出会えるとは、これはもう運命でしょう。
母同士で日程をセッティング。子供同士はほぼ初対面でしたが、とっても優しい懐の深い男の子で、マイペースな息子にも寄り添ってくれました。言葉での会話がそんなに成立しなくても、母同士がおしゃべりに耽っている間にいつの間にか二人で遊ぶことができました。一緒にトランポリンを跳んだり、キャッチボールをしたり。かおノートやチャレンジタッチを一緒に眺めたり。基本的に息子のやりたいことにお友達が合わせてくれている様子でした。でも嫌じゃなさそう。楽しんでくれている様子が伝わってきました。
カルタはお友達が持ってきてくれたものと、息子のものとをひとつずつ対戦しました。お互いに相手のカルタは初見となります。さすが若い二人。俊敏さが違います。普段両親を相手にやっているのとは違い、接戦となりました。自分の反対側にあるカルタにもすごい速さで取りにいきます。良き試合となりました。(笑)
結局、息子のカルタは息子が圧勝。お友達のカルタも僅かな差で息子が勝ちました。恐るべし息子。最後の一枚をお友達が取ったのが悔しかったらしく、数え終えた後にお友達からカードをバッと奪ってしまったのが惜しかったです。こだわり行動です。カードを戻させ、息子に謝らせました。お友達も懐深く「全然大丈夫です」と言ってくれ、その後も息子と一緒に遊んでくれました。
息子と一緒に遊べるお友達ができたこと、母同士も悩みを話し合ったりできて、私はこういう関係のお友達がほしかったんだとじーんとしました。これからも大事に仲良く付き合っていけたらいいなと思います。良き1日でした。ありがとう。
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