最後に写真スタジオで撮影をしたのは5年前の七五三の時です。当時、娘が7歳、息子が5歳で、一度に七五三撮影ができる歳だったので、二人とも和装をして臨みました。可愛い写真が撮れるだろうな。そう期待していました。
ところが実際は、息子と写真が撮れたのはほんの一瞬。袴を着るのを嫌がり、紐を結べないまま、パパの膝の上に座る形でなんとか誤魔化し1枚パシャリ。その後はスタジオに興奮し、色んな備品を触りたがり、全く撮影できませんでした。
今思えば、初めての袴だったこと、撮影の流れを事前に説明していなかったため、見通しが立たなかったことで不安を感じたのだと思います。当時の私はそこまで想像することができませんでした。
今回は事前に写真スタジオのHPを見せ、着る予定の袴や、七五三の時に作った写真アルバムを見せ、こんな風に撮るんだよとイメージを持たせました。また、写真スタジオにも息子の特性を予め伝えておき、短時間の撮影が望ましいことを伝えておきました。先方も息子のカットをまとめて先に撮影し、その後に娘のカットを撮影するプランを提案してくれました。
そんな事前の環境整備と、息子の成長もあって、今回はしっかり最後まで撮り切ることができました!感動です。5年間の取り組みの成果を感じることができました。5年前の撮影の時は本当に落ち込みましたが、あのことがあったからこその今の感動があると思いました。ネガティブな出来事は、一見ネガティブに見えるけれど、その時自分が何をすべきかを教えてくれるサインなのだと改めて思います。あれから5年間、療育に励んだ先の未来に、私たちはいるのだと思いました。
0コメント