「ぼく、ショックだった」

   昨日帰京し、息子が急に泣き始めました。

「ぼく、ショックだった」

「宮古島に行きたい」

「帰りたくなかった」

そう言って、ポロポロと涙を流すのです。

 沖縄にいた時はそんな態度は見せなかったし、昨日帰るよということも事前に説明していたし、飛行機に乗る時もなんともなかったし…。

 家に着いた途端、宮古島旅行が終わったという現実を突きつけられたのでしょうか。台風が過ぎ去ったら、また宮古島旅行が再開できると思っていたのでしょうか。それが突然終わってしまったことがショックだったのでしょうか。

 今日になっても涙ポロポロは止まりません。朝起きてからずっと泣いています。私も息子の気持ちに気づいてあげられず、ショックを受けました。悲しかったね、ショックだったね。そう共感することしか今はできません。

 息子はこの夏休み中にもう一度沖縄に行きたいと言っていますが、流石にそれはできないでしょう。代わりになる楽しい予定を、夫と色々考え中です。近場の海に週末に行こうかと考えましたが、週末にはまた台風が来るそうで。勘弁してくれ…。

 息子の心の傷が早く癒えることを祈りつつ、現実に戻って目の前のことを一つずつやっていくしかありません。

 早く息子の心におひさまがやってきますように。

 日常にあった珈琲タイムが、心から幸せに感じます。

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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