午前中は息子のサッカーへ。障害児を対象としたサッカースクール。きっとまだまだ珍しい場所。温かさと優しさに満たされた場所。見ていて心が和む。
サッカーの後は、以前から気になっていたお野菜カフェへ。吹き抜けが気持ちいい、広い空間。至福のランチビール。新鮮な野菜が絶品のランチ。
母と息子と3人。穏やかな時間が流れる。ようやく少し母に優しくなれる自分に気づく。息子が生まれてしばらくしてから、私たちはずっと少し変わった関係だった。私は息子に対して母親兼セラピストだったし、母にも息子への接し方を統一してもらうためにセラピーの指導をする必要があったため、母に対しては娘兼セラピーの指導者だった。セラピー指導をするために母に厳しく当たってしまうこともあった。そんな時は後ですごく自己嫌悪に陥った。普通の母と娘でいたいと何度も思った。
そんな時間を経ての今だからこそ、この穏やかなランチタイムが一層幸せに感じる。心のゆとりがあれば、いろんなことを寛容できる。あの頃は、母のちょっとした仕草や言動にも敏感になってしまった。
人に優しくできると、自分も幸せを感じられる。ここから先は、ずっとずっとこの気持ちを忘れない。母にたくさん優しくしたい。愛を返していきたい。そう思ったひとときだった。
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