息子の幼稚園時代の同級生が参加している市民オーケストラの定期演奏会を鑑賞してきました。以前お知らせをもらって、ずっと気になっていたのです。そういう直感を無視しないようにしています。自分のアンテナに引っかかったということだから。
2時間以上の公演があっという間に感じました。想像以上に感動しました。なんて言ったら良いのか…「想い」が伝わってくるんですよね。プロのオーケストラの演奏とは違う何かがありました。「人」を感じる演奏。演奏者たちの「物語」を感じる演奏でした。
市民オーケストラは、小学3年生から大人までで構成されており、音楽という一つの共通点で結ばれた人たちの集まりでした。長く活動していると、親子で団員となっていたり、もうすぐ孫まで3世代で団員となるかもしれないとのこと。地域に根付いた、愛される場所なのだなと伝わってきました。
音楽が好き!みんなで音を奏でるのが楽しい!そんなパワーが伝わってきます。若い常任指揮者の指揮には驚きました。見たこともないほどの身体の動き。全身でこんな風に音楽を表現できるのだと釘付けになってしまいました。ブラボー!と叫びたくなるような表現豊かな指揮でした。
そして息子の同級生の堂々とした姿にも感動。なんと団員長。指揮もしていました。自分には音楽がある。そのことが彼の今後の自信につながっていくような気がしました。一緒に演奏していたお母さんの姿も印象的でした。
勇気をもらって、清々しい気持ちで会場を後にしました。最近、ずっと感動しているな、と思います。今日のは特大級の感動でした。
いつも感動していたい。そんな人生を送りたい。昔、そう願ったことをふと思い出しました。
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