図書館での再会

 昨年末あたりから、息子が「〜くんと公園で遊びたい」と、学校の友達の名前と共に言うようになりました。友達への関心が高まっているのかな?と嬉しい反面、近所の公園では今の学校の友達と偶然遭遇する確率はかなり低いです。前の学校の友達でさえ、6年生となった今、公園遊びをする子は少ないでしょう。みんな塾などに行って忙しいはずです。

 公園へ行っては「(知ってる子が)誰もいない…」と呟く息子を見て切ない気持ちになっていました。今日は学校が早く終わり、早めの時間に公園に行くことができました。もしかしたら誰かに会えるかも。そんな淡い期待を抱きつつ向かいました。

 するとなんと、私の絵のレッスンに時々参加してくれるKちゃんが友達と遊びに来ていました!Kちゃんは息子の2つ下ですが、息子との不思議な掛け合いを楽しんでくれる素敵な女の子です。

 息子がKちゃんに「鬼ごっこしよう」と声をかけ、「いいよ!」と快諾してくれたKちゃん。2人だけの鬼ごっこをし、その後図書館へ移動し、お絵描きタイム開始。Kちゃんが自宅へ急いで取りに戻った画用紙と色鉛筆で、3人でお絵描きをしました。お題を設けてみんなでお絵描きしました。30分ほどでしたが、それはとても楽しい時間でした。

 私の絵のレッスンが、息子と友達を繋ぐ役割を果たせたんだなと思いました。そのために始めた活動だから。心地よい疲労感と達成感。息子の願いが叶えられて、私も幸せな気持ちになりました。Kちゃん、ありがとね。



365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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