手持ち無沙汰の時間

夏休み。

21時には寝て、5時には起きる息子。

パパと朝ジョギングをして、朝ごはんを食べ終えてもまだ7時。

時間を持て余すこと、持て余すこと。

あの手この手で色々やらせてみますが、長い時間集中してできる遊びにはまだ出会えていません。

以前の方が、言葉絵辞典というお気に入りの辞典を眺めたり、自分で絵に描いたりと没頭する時間があったのですが、最近はそういうことがめっきりなくなりました。

iPadやゲームは割りと集中しますが、そんなに長時間できるものでもなく。

今日は手持ち無沙汰な息子相手に困ったので、試しに

「漢字プリントやる?」

と聞いてみました。

ダメ元です。

まさかね、やらないよね。
 

午前中に算数のドリルもやったし、午後3時のおつかれ眠たいモードの時に漢字の勉強とか嫌だよね。


ところが意外に息子、

「やる!」

と言って前向きに取り組み始めました。


えー!!


同じプリントを数枚もらっているのですが、1枚目は答えを見ながら書き、

「がんばる!」

と言って、2枚目は自らテスト形式で何も見ずに書き始めました。


えー!!


なんでしょう。

勉強に飢えていたのか⁈


とてもお利口に取り組むことができました。


ひとつ思い当たる理由は、この漢字プリントは1学期の毎日の宿題で出ていたものだからかもしれません。

つまり見通しが立ち、安心できるものだから。

夏休みの宿題は新しい教材や、自由研究や読書感想文など、息子にとっては見通しの立たないものばかり。

それはきっと居心地が悪いものなのだろうと思います。


眠い時間帯であろうとも、親しみのある漢字プリントをやる方が安心できるのかも。


そんな風に後から思えてきました。


見通しが立つということは息子の安心につながるんだなと、改めて思いました。

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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