雨上がりの公園で


今年の春に転校した息子。

隣の学区の学校に転校しました。

それは支援級を利用するための選択でした。


引っ越したわけではないから、前の学校のお友達とは「また遊ぼうね」と言ってお別れしました。

でもやっぱりなかなか会えなくて。

子供同士だから連絡先も分からないし、以前一緒に遊んでいた公園でバッタリ会えるのを期待して遊びに行ったこともあったけれど。

そうそう会えるものでもないですね。


そんなわけでめっきり遊ぶこともなくなった前の学校のお友達と、今日は偶然会えたのだそうです。

私じゃなくておばあちゃんが一緒の時だったけれど。


短い時間だったけれど、楽しく遊べたのだそう。


そして嬉しかったことは、会話のやりとりができていたということです。

以前は息子は一人で走り回って、同じ空間にいてもお友達と一緒に遊ぶということがありませんでした。

みんなが鬼ごっこやだるまさん転んだをしていても、息子はその周りを楽しそうに走っているだけ。

でもみんなはそれを受け入れてくれていて、息子はそこにいるだけでいいんだよ、と思ってくれている気持ちが伝わってきました。

ほど良い距離感で息子と接してくれる子供たちのその包容力に、私は感心していました。


今日の息子は、久しぶりに会ったクラスメイトたちと会話のやりとりをしながら遊べたのだそうです。

最近会話が増えてきたなと思っていたけれど、そんな成長の姿を見られたことがとても嬉しい。


雨上がりの滑り台を滑り、びしょびしょに濡れて帰ってきた息子の笑顔を見て、

母はとてもとても嬉しかったよ。



お友達と一緒に遊べて楽しかったんだろうなぁ!



またいっぱい遊べるといいね。


これからいっぱい遊べるといいね。

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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