息子の音楽会と同じ週末に、娘の学校の行事「展覧会」がありました。音楽会と違って展覧会は会期中の好きな時間帯に観に行くことができて助かりました。
今回娘の作品は3つ。パステル画、刺繍をした手作りクッション、植木鉢の陶芸作品です。パステル画は全面を黒く塗りつぶし、そこから模様の部分だけを消して白くし、そこに色を重ねるというものでした。全体的に暗いトーンのシックな抽象画が並び、どの作品もレベルの高さにびっくりです。抽象画って難しいと思うのですが、よくこんな風に模様を思いつくものだなと感心しました。そんな暗いトーンの作品の中、娘の作品のタイトルは「カラフル」。確かにシックなトーンの中でも色んな色を使っており、カラフルというタイトルの意味が伝わってくる作品でした。毎週服や手を、時には顔を真っ黒にして帰ってきていたのはこのためだったのかと納得です。
そしてフェルト生地で作られたクッション。ここで娘の気概を感じました。他の子達はフェルトで模様を形取ったものを縫い付けている子が多かったのですが、娘は刺繍一本でクッションの全面に模様を作っていました。「私は糸しか使わないわよ」という信念を持っていたのかと思いきや、娘に聞いてみると「フェルトを友達にあげちゃって模様作る分がなくなっちゃったんだよ」とのことでした。(笑)それにしても刺繍だけでよく仕上げたものだと感心しました。
植木鉢の陶芸作品はみんなそれぞれ個性が出ていて、形も色も様々で素敵でした。植えた植物によっても表情が変わり見ていて楽しめました。娘の作品は細かい作業が好きなところがよく出ていて、小さな猫や花を装飾でつけていました。
本当に見所いっぱいの素敵な展覧会でした。私の作品もたくさんの感想をいただき、出品してよかったなと改めて思いました。習いたいと言ってくださる方や、販売しないんですか?との声もいただき、そういう循環の仕方も考えていきたいなと思わせてもらいました。やはりチャンスにはなんでも挑戦してみるものですね。挑戦するのとしないのとでは得るものが全然違うと思いました。
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