モチベーションスイッチ

 息子の夏休みの宿題中の出来事。いつもは私がそばにいてプロンプト(手助け)をすることが多いです。夏休みのドリルは1学期の総まとめだけあって、少ないページ数にギュッと内容が凝縮されているため結構難しめです。普段の宿題である漢字ドリルや計算ドリルは、息子一人でできることが増えてきましたが、夏休みドリルはなかなか難しそうでした。

 今日の国語のページもなんだか難しそうだぞ。漢字辞典の使い方?抽象的な問いは苦手だからなぁ。

 そう思ってページを開き、息子に「ここをやろうね」と声をかけました。私が他のことをちょっと済ませている一瞬の隙に、息子から「できた!」との声が…!



 おお!合っている!!!すごい!!!

 一人で解けた!いつもはすぐ私に助けを求めてくるのに、息子のこの変化はなんだろう?思い当たる節がありました。採点をする時に、自分一人で解けた問題は赤丸、私と一緒に解いた問題は青丸をつけるようにしています。夏休みから、息子は赤丸にしようという意欲が芽生えていました。それは夏休みドリルには「できた数」という点数を書く欄があるからです。これが息子のやる気に火をつけたようです。できた数をできるだけ増やしたい。そう思えるようになったのだと思います。

 なぜそう思うかというと、息子は丸付けをする時に「これは赤丸?これは青丸?」と何度も聞いてきます。赤丸にしようという意欲を感じるのです。

 これは良いモチベーションスイッチを発見したかもしれません。一人で解くことに意欲が持てれば、これからはどんどんと一人で解く時間が増えていくでしょう。良い兆しです。

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