息子が2度目の宿泊研修に行っている間に、担任の先生と国語の学習について面談していただきました。教科書通りに進めるのではなく、言葉の表出に特化した学習をできないかどうか相談したかったのです。
5年生にもなると教科書の内容は難しくなっていますし、難しい教材を無理して扱うよりも、息子の実態に合った指導をしてもらった方が良いと考えました。せっかく支援級にいて、専門性を持つ先生に教えていただけるのであれば、その方が良いと思ったのです。
先生に話してみると、そうさせてもらえるのならとても嬉しいです!と言っていただけました。先生もそういう指導がしたかったとのこと。先生にとってもやりがいを感じてもらえるのなら、win winな関係になれます。提案してみるものだなぁとつくづく思いました。
新聞を読むのが趣味な母が、発達障害や特別支援に関する記事を見つけると、切り抜いて私に持ってきてくれるのですが、今回、その記事の中にビビッとくるものがあったのです。ある公立小学校の記事で、言葉での説明が苦手な児童に、支援級で言葉の表出に特化した練習をしたところ、話す力が随分伸びたという内容でした。同じ公立小学校の支援級であれば、同じような指導ができるのではないか。そう思ったのです。
母が新聞を読むのが趣味であったこと(一時期は新聞4紙を毎日読み比べしていました)。記事の切り抜きを私に届け続けてくれたこと。私がその記事に気づけたこと。親身になってくれる校長先生に出会えて関係性を築けていたこと。専門性の高い先生が今年担任についてくれたこと。全ての点が繋がって、素晴らしい連携プレーとなって最後にシュートを決められたと思いました。
今いる環境に感謝したい気持ちでいっぱいになりました。あきらめないこと。続けること。その先の景色を見られる日がきっと来るから。
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