2つの分かれ道。

 自閉スペクトラム症の息子の対応法は明確にこれ!というものはなく、それぞれの家庭が手探りで探している状態です。情報戦とも呼ばれますが、知識をいかに得られるか、いかにご縁を繋げられるかが重要となってきます。我が家もこれまで、ご縁がご縁を繋いでここまで来たと思っています。

 夫が職場の先輩の本棚に発達障害に関する本があるのを見かけました。普段その分野の話はその先輩としたことはないそうです。夫はその本のタイトルを覚えて、購入して読んでみようとしていました。私はこう提案してみました。

 「本を買って読むだけだと、それ以上世界が広がらない。その先輩に、その本について興味があると話しかけてみたら?私たちの知らないことを知っているかもしれないし、私たちが抱えている課題を知っておいてもらえたら、その先輩が今後何か情報を得た時にシェアしてくれるかもしれないよ」

 夫は私の提案を実行してくれました。するとその先輩は、今取り組んでいる関連サイトや、参考書籍を教えてくださったのです!私たちが知らない情報でした。「また何かあればいつでも相談してください」とも。

 2つの分かれ道があって、どちらを選ぶかでその後の世界がまるで違ってくる良い例だと思いました。自分たちだけで抱え込まず、どんどん声を挙げていけば協力者が現れていくでしょう。ご縁がご縁を繋いで、思いもよらないところから話が来ることもあるでしょう。

 夫は専門性に優れた良い環境にいると思うので、どんどん活用してもらいたいなと思いました。ありがとう!!

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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