「カレンダー記憶」という言葉を知ったのは割と最近のこと。まるで頭の中にカレンダーがあるかのように、何年も先、何年も前の日の曜日を当てられる息子。直近のカレンダーを見て暗記しているのかな、と思っていた。特定の分野の記憶力が良いんだな。自閉症の特徴なのかな。そんな風に思っていた。カレンダーが手元になくても、息子に「来月の⚪︎日って何曜日だっけ?」と聞けばすぐ答えてくれる。そんな恩恵を受けていた。
だがしかし。単に記憶力が良いだけじゃない。その域を超えていると気づき始めた。何十年も前のことや、何十年も先の日の曜日も当てられる。検索して答え合わせをすると、当たっている。これは彼の頭の中に独自の何か法則や計算方法があるのか?
chatGPTに聞いてきたところ、サヴァン症候群というものがあり、その特徴の一つに「カレンダー記憶」というものがあると知った。自閉症の10人に1人くらいの割合でいるらしい。驚いた。
カレンダーだけでなく、昔の出来事の記憶力もすごく良い。何月何日何曜日に、どこで何があったかを覚えている。その時自分が何をしていたか、という記憶。鮮明に記録されていることに驚く。
最近は何千年も先のことを言う。「3000年9月9日は何曜日?」→「火曜日!」
…正解です。
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