その日は突然やってきた

アトリエでは色水を作ったり、スライムを作ったり、それらをひたすら触って感触を楽しんでいた息子。

それはまるで何かを浄化しているかのようだった。


そして今日。

いつもなら必ず絵の具コーナーで色水作りから始めるのに、今日はいきなり紙粘土へ。

そして赤、青、黄色、白の4色の紙粘土から色んな色を作り出していた。


その後、色水作りへ。

いつもはバケツに色水を作って終わりなのが、今日は違った。

1色作ってはペットボトルへ移し、私の元へ持ってきて並べる。

4色作り終えた後は、紙を取り出し、文字を書き始めた。




色水と文字の配色が同じ!!!



その後は再び紙粘土へ。

「フクロウを作る!」と言うと、すごい速さで、一瞬でフクロウを作った。




棚の隅にちょこんと座らせた。


続いて作ったのがペンギン。

こちらも一瞬で作ると、また別の棚の上に乗せた。

まるで何かの物語があるよう。




続いてうさぎ。

にんじんを添えて。




続いてネズミ。

チーズを添えて。




その後も、カエル、てんとう虫、へびを次々と作っていった。




水を得た魚とはこういう状態のことを言うのかなと思うくらい、何かの蓋がパカッと開いたかのように、息子は作り続けていた。


とても楽しそうに。

時折スキップしながら。

歌いながら。


息子の中で温めていたものが開花したようで、

私はとてもとても嬉しかった。

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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