笑いの力

主人が日曜の夕方から仕事で、そのまま日勤の仕事をし、月曜の夜には帰れるはずでしたが

急な対応のため帰れなくなりました。

そして火曜日の夕方には帰ってくると期待していましたが、その急な対応のアフターフォローのため、その日も遅くなると連絡がきました。


張り詰めていた気持ちがプツンと切れるような感覚。

なぜかというと、息子の対応をすることはずっと気持ちが張り詰めている状態だからです。

24時間ABA対応というのは、息子の小さな行動も見逃さず、自分が疲れていても例外なく一貫した対応をするということ。

家事と娘の対応もしながらそれをするのは気力と体力を消耗していきます。


私以外の大人がいてくれるというのは気持ち的にとても救われるのです。

その中でも主人は最高に心強い存在です。


主人からの連絡を受け、階段を上がる元気もなく座り込む私。

ガックリ来ている私に追い討ちをかけるように雨が降り出しました。

傘を持たずに出た娘の塾のお迎えも行かなくてはなりません。

息子を一人置いていくわけにもいかないので、息子も連れて歩いていかなければなりません。


行かなくちゃ。


息子の学校の迎えで往復40分歩き、汗だくで下校したついでに息子とお風呂を済ませてしまった私は、のそのそと着替え、息子を連れてスッピンのまま家を出ました。

雨が小降りになっていて、少しホッとしました。


マイペースに歩く息子を急かしながら歩いていると、雨の中傘をささずに歩いてくる娘の姿が見えました。


込み上げるものがあり、

「遅くなってごめんね」

と言うと

「ううん、ママの方こそ大変なのにごめんね」

と娘が返しました。


健気な娘の言葉に泣きそうになりながら、でも救われる思いがしました。



そして帰宅し、娘の夕食の準備をしながら、ふと息子を見ると…



パジャマのズボンの上から学校用の水着を裏表逆にして履いてトランポリンを跳んでおりました。



もう大爆笑です。



どうしたらそんなことになっているのか分からないけれど、おかしすぎてゲラゲラ笑ってしまいました。



そういえば確かに、「今度学校のプールがあるから、水着が小さくなってないか試着しておいてね」と声がけしていました。



なぜパジャマのズボンの上から履く?!

しかも裏表逆なので、肌色の裏地がお尻のところにきて、お猿さんみたいになっています。


ひとしきり笑ったら、スッキリしていて、疲れがどこかへ吹き飛んでいました。

さっきまであんなにヘトヘトだったのに。



笑いの力ってすごいです。



息子にも娘にも助けられていますね。

ありがとう。




365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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