プランを立てて臨む


 その日その時に子供が作りたいと思うものを作るのが、今通っているアトリエの良さです。みんなで同じものを一斉に作る絵画教室が10分しかもたなかった息子には、まさに合っているアトリエでした。ただ、自由に作るのにも自分の枠の外に出るヒントがないと、同じところをぐるぐると回っているばかりで飽きてしまいます。その辺りを先生たちが上手く導いてくださっています。
 息子はアトリエですることのルーティンが決まっていましたが、段々とそれに手詰まりを感じている気配がしていました。ここのところ、毎回アトリエに行く前日または当日の朝に、「今日は何を作る?」と問いかけるようにしました。基本的に迷いがない息子は、「◯◯を作る!」とさっと決めます。そうするとアトリエの時間にすごく集中して作るようになりました。作ると決めたものを、やり遂げたいという意志の力が働くようです。
 今日は「粘土でかおノートを作る!」とのことで、できた作品がこちら。

 実物をご存知の方は分かるかと思いますが、なかなかの再現性の高さを感じます!背景のページの色も忠実に再現しています。
 背景の色を作る行程。かおノートを作るって言ってたのに、なんで卵ばっかり作ってるのかなぁ?と思ったら、背景を作っていたんですね。わざわざ卵型にしてから色を混ぜるところが、息子らしいなぁと思います。
 90分集中して作り続けました。やることさえ明確にできれば、これだけ集中できるのだと改めて感じた出来事でした。

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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