安心して預けられる場所を探して。

 パパとおじいちゃんと息子で、長野に1泊2日で遊びに行ってきました。街灯のない真っ暗な夜。花火をしたり、火おこしをして焚火をしたり、大きな剪定バサミで木の枝を切ったり。だだっ広い丘の上にある公園で、長い長い滑り台や、敷地を贅沢に使った遊具で遊んだり。

 旅行前は声がよく出ていたのが、旅先ではほとんど出なかったのだそう。やはり嫌な気持ちの時に出るのでしょう。やりたくないことをやったり、制限があったり、周りに合わせたり、我慢したり。学校生活にはそういうことが沢山あります。きっと嫌なのでしょう。

 もしも学校がなかったら、と考えます。家でのんびりと過ごしていれば、大きな問題は起こらないでしょう。ですがきっと刺激もなく、退屈するでしょう。そして母である私は、息子とずっと一緒にいることに耐えられなくなるでしょう。

 伸び伸びと、それでいて他者と触れ合えて、学習欲や達成感を満たせる課題があって、そして息子の特性に合った対応をしてくれる。そんな安心して預けられる場所はないものでしょうか。学校がそうであったら良いのにと思います。

 みんなで一斉に受ける授業のスタイルでは、個々に応じた対応は難しいでしょう。障害の有無に関わらず、みんなと同じ空間にいながら、一人一人に合わせた学習をできる環境が良いんだろうなと思います。それが本当のインクルーシブ教育じゃないかな。そんな風に思います。



365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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