息子のアトリエday。ここのところ、息子の創作意欲が低下しています。形にならないのです。アトリエルーティンである、絵の具→スライム→粘土…と進むものの、作品として完成しない。今日はそのルーティンも、絵の具で終わってしまいました。ただ、いつもと違ったのは、絵の具で色水を作って遊ぶのではなくて、紙の上で絵の具同士を混ぜて色を作る遊びをしていました。
それがこちら。2本の絵筆に異なる色の絵の具をつけ、紙の上に同時に色を乗せて楽しそうに混ぜていました。最終的には筆をやめ、手でパレット上の絵の具を掴み取り、手の平で色を作っていました。
その遊びを20分ほど続け、集中が切れたのか、その後は手持ち無沙汰状態に。アトリエをうろうろしています。色々と提案してみるものの乗ってきません。
アトリエの先生からこう言われました。「しばらくここを卒業して、違うところに通った方がいいかも。色んな描き方を教えてくれるところに。引き出しが増えれば、またここでそれを使って表現することもできるだろうから」
確かにそうかもしれないと思いました。今の息子は、引き出しが空っぽ状態なのかもしれません。大好きなかおノートや、アルファベット、ひらがな作品も出し尽くしてしまった感があります。新たな引き出しが必要な時なのかもしれません。
最初はどこか新しい教室を探そうかと考えました。発達障害に理解があって、さらに色んなジャンルのアートに取り組ませてくれるところ…。そう考えた時、それができるのは私自身なのでは?というアイデアが降りてきました。私は息子に適した支援をしながら教えることができます。絵の教室も、限定的なジャンルだけれどやってきました。私も学びながら、そして息子にも教えることができたなら、一緒に成長していけると思いました。そこに仲間を集めることができたら…。具体的なイメージが浮かんできました。
ちょうど自宅のアトリエが、作業ができる状態になったタイミングです。見えない何かに動かされているような、不思議な流れを感じました。
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