ホットケーキミックスのように、パンが簡単に作れるパンミックス(?)を試しに買ってみたら、息子が「作りたい!」と食いつきました。「じゃあ雨の日の休日にでも作ろう」と話していたら、本日雨の日の休日となりました。ちゃんと宿題を済ませてから、お楽しみのパン作りの始まりです。
息子はワクワクが止まらない様子で興奮気味。部屋の中を行ったり来たりしています。落ち着いてもらうために、「作るパンのアイデアを書き出してみて」と言うと、本棚からかこさとしさん作の絵本「からすのパン屋さん」を取り出しました。息子が幼稚園の頃から大好きな絵本です。中でも一番大好きな、たっくさんのユニークなパンが見開きいっぱいに描かれているページを開きました。「何にしよっかなー」と言いながら、最初に作るパンを決め、「1番 はとパン」と書きました。(笑)続いて2番、3番と書き足していきました。
計画表が完成したところで、早速パンの成形です。息子は書見台に絵本をセットし、粘土作品を作るようにこねこねしていきました。本当に粘土作品のような、小さなサイズのパンが出来上がりました。さあ、どれがどのパンだか、分かりますか?
レーズンが目や耳の表現に役立ちました。ところが、焼き上がってみるとレーズンがポロポロと落っこちてしまっています。でも良いのです。息子は大喜びで、全て自分で食べました。(笑)
夫と私は、余った記事で作った丸い形のレーズンパンやソーセージパンを食べました。焼きたてパンは格別の美味しさですね!
こんなに息子がパン作りに喜んでくれるなんて嬉しいな、と思う一方、興奮のあまり、午後からは疲れが出てちょっと態度が崩れてしまう場面もありました。自分でペース配分するのが難しいんだろうなと思います。きっと学校でもそういうことがあるのだろうなと想像しました。前半頑張りすぎて、後半疲れてしまうことが、今日の息子を見ていたらこれまで起きた様々なこととつながる部分があるように思いました。きっと息子本人も困っていることでしょう。学校の先生方とも共有して、周りにいる人が気づいてペース調整をしてあげられると良いのだろうなと気づいた日でもありました。
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