本日のアトリエにて。恒例のスライム作りです。色彩のチョイスが洒落てるなぁと思います。
そこへ更にオレンジを投入!(息子はやまぶき色と言います)これで完成のようです。
そしてストローをさし、風船のように膨らませ始めます。ボゴッ、ボゴボゴ…、ゴゴゴゴ…。SF映画の効果音のような音が鳴り響きます。ここは一体どこなの?アトリエにいるとは思えない!そんな気持ちにさえなってきます。(笑)
床に四つん這いになり、這いつくばるように風船を膨らませる姿は、もはや人間を超えた別の生き物のよう。本能で生きてるなぁとつくづく思いました。社会とつながるための在り方とは別に、息子ならではのマイワールドをここでは発揮しているのだと思います。それが許される場所だから。
言葉もそうで、息子がよく喋っているマイワールド語。それとは別に社会とつながるための第二言語として、私たちが使っている言葉を習得する必要があるのだと、臨床心理士の先生から言われました。息子は2言語を習得しているから、人より発語が遅いのかな。そう思うと、ゆったりと見守る気持ちにもなれる気がします。
買い物のため私が席を外し、しばらくしてアトリエに戻ってくると、スライムを頭からかぶった息子がいました…!!前にもやったことがあるので驚きはしませんが、やっぱりやることがぶっ飛んでる!新年度、よく頑張っている息子は、何かを洗い流したかったのかもしれません。自分の中のバランスを取るための行動だったのかもしれません。
もはや再起不能と思われたスライムまみれの服は、本人にしっかり洗ってもらい、気合いで復活させました。人に迷惑をかけず、自分でバランスを取るための行動なら、良いんじゃないかと私は思います。発散して、元気を取り戻して、また明日を迎えよう。
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