この緊張は6回目だ。息子が小学校に入学してから、毎年この日に向けてドキドキする。
新しい担任の先生は誰かな。1年間二人三脚のように歩んでいく先生。友達よりよく会うし、友達よりよく話しているかもしれない先生。チームメイト。私は勝手にそう思っている。
始業式が終わるまでドキドキしながら待つ。ドキドキはするけれど、今年は例年とは少し違う気分がする。
「どんな先生が来ても大丈夫。私はやっていける」
そんな自信がこの5年間でついたようだ。経験こそが自信につながる。だから、やり続けるしかないのだと思う。
校門前で待っていると、昨年息子の担任だった支援級の先生が出てきた。私を見つけるとこちらに歩み寄り、「今年度も担任になりました。よろしくお願いします」とのこと!
やったーーーー!!!願いが叶った。すごくすごく良い先生だったので、今年もこの先生が良いな。心の中で願っていたのだ。
「嬉しいです!」と喜びを伝えても伝えても伝えきれないくらい。お互いの考えは分かり合えているから、安心して先生にお任せできる。
この一年は、今までとは違う過ごし方ができそうだ。学校のことはおまかせできる分、私は家庭でのサポートに専念できる。未来に向けての準備や、社会に還元できる何かにも力を注げる。
息子の小学校生活最後の一年を、悔いのないように、そして思いっきり楽しみたい。
0コメント