今日は初めて言語聴覚士の先生に来ていただきました。自閉症特有のマイワールドな会話をする息子。言葉が増えてきたのは嬉しい一方、一方的な発言を投げかけられ続けることに、疲労を感じているのも正直なところです。状況と全く関係のないことをずっと言われ続ける、しかもどう返していいか分からないことを言われ、それを社会的に適切な表現に変えて返したりし続けるのは、普通に会話してきた時には感じなかったストレスを感じます。
どんなワークやレッスンをするのかなと楽しみにしていました。先生は絵カードを使ってすごい速さで質問していきます。息子がマイワールドな発言をする隙を与えないスピードで。
これは、息子に相手の話を聞く練習をするという意図があったのだそうです。一方的に自分の言いたいこと、もしくは言えることを言うばかりではなく、相手が話すことに耳を傾ける練習なのだそうです。相手の話を聞かないと質問に答えられません。
なるほど、と思いました。適切な話し方を教えるにはどうしたら良いかを考えていましたが、相手の話を聞くことができて、会話が成立するものですよね。会話の練習をするにはどこから手をつけて良いか分からないでいましたが、良い気づきをいただきました。色んな専門家の方と関わるのはやはり良いことだなと感じます。
0コメント