落ち葉をキャッチ

 紅葉が見頃です。黄色く色づいた銀杏の葉が、風に吹かれてひらひらと舞い落ちています。強い風が吹くと、まるでシャワーのように勢いよく舞い散ります。

 息子はそれが楽しくてたまらない様子。ヒラヒラ舞い散る葉をキャッチしようと、キャッキャと騒ぎながら葉っぱを追いかけています。恥ずかしいという概念が息子にはなさそうなので、道端で結構目立っていますが、そんなことはお構いなしです。まだギリギリ可愛いと思って貰えそうな見た目の息子。これが成人になったり、中年くらいの見た目になると、周囲の見る目も変わってきてしまうのかな…そんな思いが過ります。

 無邪気に葉っぱを追いかける息子の後ろ姿は眩しくて、何だか息子と私だけ別世界にいるような気持ちになります。そういう気持ちになることはこれまでも沢山ありました。シャボン玉のような透明の球体の中にいるような感覚です。この感覚を上手く言語化できると良いなと思います。

 今日のキラキラした光景は、私の思い出の1ページに刻まれました。

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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