「おいしいね。みんなの思い出とともにだね!」
息子が夕ご飯を食べながら言った言葉です。最近言葉が増えたなという印象があります。好きな本や歌のフレーズから引用していて、この「みんなの思い出とともに」も息子が好きな「みんなのうた」の番組に出てくるフレーズです。でもちゃんとその場面に合わせて使えていますね。
以前自閉症の人のドキュメンタリー映画を観たことがあります。その人はディズニーが大好きで繰り返しディズニー映画を観ていました。喋ることのなかったその人が、ある日ディズニー映画に出てくるフレーズを呟いたのです。それにお父さんが返し、会話のやり取りを広げていき、やがて話せるようになったというお話でした。
そうか、息子もそのステージに来ているのかもしれない。会話が広がっていくかもしれない。言葉を話し始めた頃の子供と接するような喜びが今の息子とはあります。何を話しても可愛いです。やっとこの日が来たのかもしれない。拙い会話ができるこの瞬間をしっかりと味わいたいと思います。
「みんなの思い出とともに」を一文字ずつスクリーンショットしたもの↓
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