半年ぶりくらいの歯医者さんにて歯磨き指導とフッ素塗布をした息子。染め出しの薬を塗ってうがいをし、着色した汚れの部分を自分で歯ブラシで磨いて落としていきます。上の奥歯から順番に、表側、噛み合わせ面、内側と各所10ずつ数えながら磨き出した息子に先生がびっくり!「すごい!自分でしっかり磨いてる!!!」と大変感動されました。
私は心の中でガッツポーズをしました。息子がそんなに歯磨きが上手になったのは、ABAの課題として1人磨きの練習をしてきたからです。最初は息子の手を取って一緒に磨いてあげ、徐々に1人で磨く場所を増やしていき、毎回強化子をあげてその行動を定着させてきたからです。歯磨きのプロである先生に褒められた!練習の成果が実った瞬間です。
「家で練習したんですよ〜」と先生に話すと感心してくださいました。息子が3〜4歳の頃からお世話になっている先生です。歯磨きが嫌すぎて毎晩抵抗され、4の字固めのようにしながら歯磨きをしていたあの頃。しっかり磨けず虫歯になり、虫歯で痛いはずなのに歯医者を嫌がり、歯医者さんの中に入ることもできなかった頃からお世話になっている先生です。きっと私と同じ思いで息子の成長を感じてくださっていたのではないかなと思います。
ちなみに1人磨きの練習を息子にする時に、娘にも一緒に教えました。今日は娘もしっかり磨けていることを褒められて、私はダブルで嬉しい思いをしました。
ABAの先生にこのことをお伝えすると、とても喜んでくれました。喜びの循環です。みんなが相手の幸せを願って尽くしてくれて、それを喜び合う。そんな関係性がとても幸せだと思います。
息子はみんなの優しさを引き出す存在なのかもしれません。
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