パステルアートのワークショップをさせていただいている学童保育さんに、
初めて息子を預けてみました。
預けるといっても、今日は見学という形で私も同伴です。
障害を持つ子が学童保育の場にいることに対して、オーナーさんは寛容な考えを持っている方でした。
これまでにもそういう子を引き受けてきたとのこと。
また、多様なタイプの子がいることで、子供たちは自然と助け合いまとまっていくことを実感されてきたとのことでした。
息子は目指すべき姿がある集団の中で、適切な関わり方を学ぶことで大きく伸びることができる。
ABAの先生からそう教わり、実際にそれを実感してきました。
そのためにはABAセラピストのような専門家が最初は付き添うことが必要です。
そして適切な関わりができる状態を作り、徐々にフェードアウトしていくことが理想です。
ですがそれが叶う預け先が今までありませんでした。
第一に一般的な学童保育にそのような専門家がいることはまずないため、その役割を私が担わなくてはなりません。
保護者がしばらく付き添うことができる学童保育なんてないだろうと今まで諦めてきました。
幸い、おばあちゃんの協力を得やすい環境にあったため、これまで息子を預ける際はおばあちゃんに依頼してきました。
けれど今後のことを考えた時、息子の居場所が必要だと思いました。
お友達と定期的に関われる場所。
今はお友達と関わる機会が圧倒的に少ないのです。
みんなと同じように関われないとしても、社会のルールを守りながら、その場に息子らしくいることができる。
そしてゆくゆくは、その中で息子が役割を持っていければこんなに嬉しいことはないと思います。
今日はその第一歩。
課題はありますが、できなくはない。
そんな希望を感じさせる第一歩でした。
気疲れと寝不足とお正月疲れが重なったのか、その後私は深く長い昼寝を要しましたが。(笑)
息子と私の、小さくて大きなチャレンジの日でした。
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