夏からの願いが叶った日

 昨年の夏辺りから、急に小学校の異動した先生の話をし始めた息子。卒業式の時は何も言わなかったし、寂しそうにする素振りもなくあっさりとした様子でした。でも「U先生とI先生が異動して寂しかった!」とわんわん泣いてしまったり。そんなにその先生たちのことを慕っていたのかと、当時はそんな素振りも見せず、話題にも出なかったので、驚きました。

 きっと私の知らないところで息子なりにその先生たちとの関係を育んでいたのでしょう。毎日休まずに通った小学校。息子の生活のほとんどだったその場所で、毎日会って話していた先生。小学校を卒業しても、また遊びに行けば会えると思っていたのに、もうその先生たちに会えない、会う術もない。そう息子の中で分かった時、大きな悲しみが押し寄せたのだろうなと想像しました。

 異動した先生方に会えるチャンスがあるとしたら、年に一度の感謝の会でしょう。事前に学校に連絡して出席されることを確認し、息子と一緒に会いに行ってきました。ちょうどその日は息子は定期試験で学校が早く終わる日。通常通りの時間割だったら間に合わなかったので、ラッキーでした!

 約8ヶ月の間、毎日のように話していたU先生とI先生についに会うことができ、息子なりに思いを伝えることができました。「異動して寂しかったです」と。事前に息子に「先生たちに何を伝えたいの?」と聞いたら「エレベーターに乗ったことがあるか」や「干支の話」といつもの息子の定番の質問を聞きたいと言うので、「その前に伝えたいことがあるよね」と話して、事前に練習しました。先生たちもすごく喜んでくださいました。

 その他にも、中学生になってからの自分の話をすると良いよと伝えて、例を挙げておいたので、漢字検定に合格した話や、部活の話をすることができました。ちゃんと練習した通りに話すことができている!そのことにも成長を感じました。

 私も先生方とお話できて懐かしい気持ちになりました。息子と一緒に毎日登下校した学校です。2回目の小学校生活を送らせてもらった気分で、私にとっても絆を深められた場所で、帰ってくる場所なのだと感じました。

 改めて、この絆の物語を書きたい。その気持ちが蘇ってきました。

365日の展覧会

はは、むすめ、むすこのアートな日々

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