桜が見頃ですね。街を歩いているだけでも沢山の桜に遭遇します。本当に綺麗です。今年は桜の時期を割とじっくり味わえているような気がします。
今日は支援級の個人面談でした。学年や担任の先生が変わるタイミングなので、いつもよりしっかりめにお話をしておいた方がいいと思い、色々と話したいことを整理して臨みました。支援級に転学して、良い方向に向かった1年だったと思います。息子の状態に臨機応変に対応できる体制ができて、家庭との連携も取れるようになったことが大きかったと思います。また、通常級で過ごした2年間があったから、通常級での過ごし方を息子が心得ていたため、交流級での活動にもスムーズに順応できることが多かったとのコメントもいただきました。
それを踏まえて、息子の調子に波があることについて、今後どうするかという話になりました。私たちが習ってきたABA療育は守破離でいうところの守。習った通りにやっていれば上手くいくことが多かった時期を経て、学校ではそれだけでは通用しないという現実も見えてきました。家庭ではできる対応も、学校ではその対応をする環境がない場面もあるということ。また先生方への共通理解がどうしても難しいという現実。そして、授業態度が良くなれば学習も伸びるという仕組みには、学習が難しくなるにつれそう簡単にはならないという現実も見えてきました。
ここから先は、息子独自の取説を作っていかないといけません。私たちも手探りですが、今日の面談ではその取説作りを先生と一緒に少しできた実感がありました。守破離の破「今まで学んで身につけた教えから一歩進めて、他流の教え、技を取り入れることを心がけ、師から教えられたものにこだわらず、さらに心と技を発展させよ」の渦中にいるのだなと思います。いやいやそんなの難しすぎる!と思うこともありますが、これを面白がれるくらいの境地で、守破離の守を探求していきたいものです。一緒に考えて作っていく方が、上手くいくような気もしています。
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